DOORA

---SIDE STORY---

#7.「侍魂-エピソードアフター」

 

 

あれからすぐ後、三人は喫茶店いた。

そこは、まるで何事もなかったような様子をみせるビルの4階だった。
そのビルの1階入り口には天井がぬけた筈のビークルが止めてある。ビルはドーラが狙撃ポイントに選んでいた。

「え?強力な催眠誘導じゃないのか。」
「ああ違う。時空震が起きただろう。」
「ああ起きた。あれは催眠誘導が見せた擬似映像じゃ。」
「ドロイドとヒューマーに?そしてニューマンに?同時にか。」
「確かに我々は生物のような催眠自体は効かないが、外部から電子頭脳にハッキングをかけメモリを・・・」
「どうだ。お前の電子頭脳は何て言っている。」
「・・・ありえない。」
「そうだ、ありえない。確かにヒューマーの精神は特殊な訓練を受けない限り弱い。しかし、ニューマンは無理だ。ココロンどうだ、ドーラの喋ったことに覚えがあるか。」
「うん。まんま同じ。」
「だろ。あれは催眠誘導でも夢でもなんでもない。まさにここで起きた現実なんだ。」
「しかし現にそうしてビークルは壊れていないし、街も一切がなんともないぞ。あれほどの時空震!建物の人も全てが次々と。」
「違う。奴等の時間だけが吹っ飛んだんだ。」
「バカな。ありえない。第一私の時間は確実にビークルをレンタルした後の2時間後を示しているぞ。」
「ドーラ、連中とやりあうならデータに頼り過ぎるな。お前の後ろにある掛け時計は何日の何時を指している。」
ドーラは後ろを振り替える。
「なっ・・・3日、3日たっている・・・バカな。私の内部時計は自動的に標準時を捉える筈なのに、ありえない!カンナ、カンナの時計は何時なんだ。」
「俺は時計はしない。」
「はい熊さん。」
ドーラはココロンの右手首に巻かれたキャラクター時計を覗き込む。
「ほら、私と同じだ。あれがくるっている。」
「やけに動揺しているな。あ、すいません。」
そういうとカンナは店員を呼び止めた。
「今、何時?」
「時間ですか、あちらの・・・」
店員は壁の掛け時計を指差そうとしたがカンナは何時の間にか立ち上がり店員の手首を掴み、それをドーラに見せる。
ドーラは店員の腕を改めて掴み強い力で引き寄せた。思わず店員の表情が恐怖に歪む。
「まさか、ありえない!」
時計は確実に捜索開始から3日後の夕方4時を指し示している。
「すまない。」
そういうと店員の手を離す。店員は恐怖の色を残しながら去っていく。
「チェックしてみろ。」
ドーラは電子頭脳にアクセスし標準時の調整モードに移行し、時間を合わせた。
「・・・」
「そこがドロイドの盲点だ。今までずれたことの無い時間だから必ず正しい。そう思い込んでいる。確かにドロイドの時計は正しい。だが、1秒ごとにチェックしているのか。そうじゃないだろう。決められた時間に自動的に補正しているに過ぎない。普段は自立計算で時の経過を捉えているに過ぎない。だろ?」
「ああ・・・。こんなことは初めてだ。」
「だろうな。作戦にとって時間は秒単位どことか1/100秒単位で重要だ。だからずれてはいけないしずれない。そう考えるしそうならないようにする。お前が相手にしようという連中はそれを可能とする奴等なんだよ。」
ここに来て初めてドーラは戦慄した。得体の知れない連中。それどころかドーラ自身はその攻撃をしかけた本人すら見ていないし攻撃もしていない。見たのは落ちてきたのは黒焦げの固まりに過ぎないのだ。電子頭脳の意識屋は真っ赤に染まり警告を発している。全く得体の知れない攻撃、敵、人間なのか、ドロイドなのか、全てが謎だ。何一つ解らない。何も出来なかった。無力、非力、赤子、不可能。
「じゃーなぜ彼らはなんともなかったんだ。」
「それはわからん。」
「え、しかしカンナは何かを掴んでいるんだろ?」
「何をだ?」
沈黙が流れる。ドーラからしたら禅問答のようだ。何も答えをかたろうとしないカンナ。全く不可解な攻撃をしかける相手。消えたジーク。何事もなかったように生活をする住人達。ここの喫茶店でさっきからせっせと働いているメイド型レイキャシールは、ドーラがブーストアップして狙撃した4体の内の1体。そしてさっきの店員も自分達に襲い掛かり、そしてその後時空震にのまれたヒューマー。わけがわからなかった。それなのに窓際に座るカンナは全く動揺どころかくつろいですら見える。その横に座る少女、ココロンは子供の様に一心にパフェをかき回し、ドロドロになったパフェをスプーンで救い嬉しそうに頬張っている。そして頬張ってはカンナを見上げ一層嬉しそうに笑う。自分が壊れているような錯覚をおぼえた。それともこれはまだ敵の攻撃の渦中にいるのか?
「お願いだ、知っていることを言ってくれ。」
黙って頭を下げた。
「いっただろう。俺は何も知らない。ただ、そう感じるんだ。」
「お願いだ。例えどんな相手だろうと、隊長を、ジョニー隊長を救いたいんだ。お願いだ。今回の件は全く理解出来ない。情報がなくては分析も出来ない。情報を情報私に、情報を。」
そういうと突然ドーラは椅子を引き、床にシャガミ頭を更に下げた。
そのドーラを黙った見下ろした。ココロンはパフェをぐるぐるとかき混ぜている。
「ドーラ知っててやっているのか。」
「え、なんのとこだ。」
頭を下げたままでそう言った。
「それは俺達の星では土下座といって完全降伏を意味する態度なんだぞ。」
「知らない。知らないが完全降伏でもいい。お願いだ教えてくれ。隊長を助けられ全てが済んだら何でもする。私に出来ることは何でも何でもする。気に入らなければメモリを書き換えて構わん。」
攻撃されたことすらわからなかった。それで分析も何もなかった。だが、それでもジョニー隊長のことを諦める訳にはいかなかった。その点に関してはドーラは全ての選択肢で優先された。
「それは無理だ。」
「どうして!」
ドーラは顔を上げた。
「隊長さんを救えば・・・お前は死ぬ。」
「死など恐れん!」
思わず立ち上がった。ココロンの手が止まる。ドーラはじっとカンナを見据えた。カンナはそんなドーラを真っ直ぐ見上げた。その眼はまるで子供のように素直で淀みのない眼に見える。
「いや恐れるさ・・・恐れるとも。なぜなら、お前が隊長を救うことで雅龍が死ぬからだ。」

「!!!」
「お前が行けば確かに隊長は救えるだろう。だが、ジークとお前、そして雅龍は死に、お前の隊長さんは一生悔やんでも悔やみきれない結末を迎える。それでもいいのか?」
答えられなかった。
カンナの言った言葉には根拠がない。しかしドーラは不思議とそれを事実であるかのような気がしてならなかった。根拠が全くないにも関わらず。ドーラは電子の奥底でその言葉を受け入れていた。それはドーラにとって最悪にも近いシナリオだった。ココロンが不安そうな目線をドーラに向けた。口の回りにはパフェのクリームを一杯につけ、カンナとドーラを交互に見る。目には涙がうっすら溜まり、カンナのハンタースーツの袖を小刻みに引っ張る。
「嫌だよー・・・そんなの嫌だよー。」
カンナはテーブルナプキンを手にとり、じっと見つめるココロンの口の回りを拭いてあげる。
「何度も見てきただろう。これは決められた運命なんだ。運命のレールにのればそれは変えられない。だが、レールにのらなければいい。隊長さんを諦めればすばらしい人生が待っているよ。」
「熊さん、一緒に行こう。ココロンとカンナと一緒に行こうよ。私が一生懸命働くからさー。一緒に行こうよー。」
薄っすら涙の浮かぶココロンを見つめながら、ドーラはあの映像をリードしていた。そこには仕事内容とは裏腹に優しく微笑むチューリーと言う名の彼女の笑顔がある。
「ありがとうございます。」
「なら!」
「それは出来ません。」
「えーどーして、どーしてなの。・・・大丈夫だよ、ロボさんの身体を維持するのはお金が掛かるんでしょ。私がなんとかするから、大丈夫だから、だから三人で楽しくね。」
そう言ってドーラにしがみ付くココロン。その眼から大粒の涙がドーラのボディーをつたう。ドーラはゆっくりと膝を突き、ココロンと同じ目線になる。自分の手にココロンの手をのせ、優しい口調で語り掛ける。
「ありがとうございます。その言葉がどんない嬉しいことか、表現に出来ません。でも私は隊長を救いたいんです。隊長がいなければ今の自分はいないでしょう。だから、隊長の危機は私の危機なんです。」
「カンナぁー、カンナとココロンが熊さんと一緒に行けば熊さんもおねーちゃんも隊長さんも助けられるんじゃないの。」
「あぁ・・・恐らくは。」
「行こう、行こうよ熊さんと。隊長さん助けよ。そしてそして熊さんと一緒に暮らそう。ね、そうしよ。そうしようよ。」
すがり付くような目線で見る。
「カンナ・・・私に・・・。」
「言うな!」
その言葉には、カンナが初めて見せた意志の光にようなものが込められていた。
「それ以上言わないでくれ・・・。」
そう言うと力なく窓の外に眼をやった。そして、振り返った時にはいつものカンナの眼がそこにはあった。
「確かに俺とココロンが行けば隊長さんやジーク、そしてドーラお前も死なずにすむ。雅龍にしてもそうだ。隊長さんは雅龍に会いドーラもいて、ジークもいて、俺がいてココロンがいる。ハッピーエンド。まさにハッピーエンドだ。」
なぜか浮かない顔をしている。
「じゃー行こうよ。ねぇー。」
「だが・・・そのハッピーエンドは大いなる・・・最悪のエンディングの幕開けに過ぎない。小さな小さなハッピーエンドだ。砂漠の蜃気楼のようなものだ。」
「カンナ・・・お前は何を知り、何を始めようというんだ。」
「何も知らないさ。そして何も始めない。始まるんだよ・・・好むと好まざるに関係なくな。俺は何もしない。したいようにするだけだ。」
「でも、それじゃーそれじゃー・・・。」
ココロンはそれ以上言葉にならなかった。ドーラの肩に身体を寄せ、ただ押し殺した様に泣く。そんなココロンの頭を優しく抱きしめる。
「ドーラ、俺についてこい。隊長は諦めろ。」
「カンナ・・・。」
「お前が隊長を諦めれば全てが円く収まる。お前も、雅龍も安泰だ。ココロンも悲しまずにすむ。俺も大切な友を失わずに済む・・・。」
「しかしそれでは。」
「そう、隊長は死ぬ、ジークも。だが、それは最悪の結末ではない。二人は恐らくは一瞬で死ぬ。原因も結末も知ることなくな。それは寧ろ幸せと言える。」
「それは出来ない。それは・・・それだけは。」
「お前はいい。だが、雅龍はどうなんだ。お前が諦めなければ雅龍は死ぬんだぞ。それでもいいのか。」
静かな口調の中に強い否定が込められていた。
「それは・・・私が守る!」
「不可能だ。」
「なぜ!」
「お前が先に死ぬからだ。しかも最悪な形となってな。」
「そんな、デタラ・・・メ・・・。そんな・・・デタ。」
言葉が出なかった。否定したい強く否定したい。カンナの言っていることは何の根拠もない嘘デタラメかもしれない。電子頭脳は常に確立は不明を示している。それどころか目の前にいるカンナに対して危険を示しさえしていた。にも関わらずドーラどうしてもその考えを捨て切れなかった。何の根拠もなかったが根拠以上に重要ななにかがあるような気がしてならなかった。あまりに異常な精神状態に、自動的に戦闘モードに移行している自分に気付く。
「で・・・で・・・。」
「隊長は忘れろ。それがお前の最高の道だ。ここにお前の隊長がいたら同じことを言っただろう。隊長とお前の間に何があったかは知らない。だが、隊長はお前に一切の理由も言わず去った筈だ。」
「・・・」
図星だった。隊長の存在は話してもそれ以外の詳細な情報は一切に言っていない。
「その理由を考えろ。お前を巻き込みたくないからだ。お前に生きていて欲しいからだ。お前が隊長さんが生きた証なんだよ。恐らくお前の隊長さんは奴等のことを知った筈だ。だからこそそれを告げずに去った。死を覚悟してな。そして生きている限り探求する為にな。そういう人間だったんだろ隊長さんは。」
全てが当たっていた。恐いくらいに。隊長は正義感の強い優しく人間にしては頭のキレル人だった。そして、一度これと決めたら絶対に譲らない強さがあった。ヒューマーにはそうそういないタイプだった。だからドーラは隊長に心酔した。その腕も、頭のキレも、判断力も、統率力も、そして何よりもその心の大きさに。ドーラは心酔しきった。人間を侮っていたドーラの鼻っ柱を完全に封じ、考えを改めさせてくれた人だった。
「言葉はなくてもそれが隊長さんのメッセージなんだよ。」
「カンナ・・・お願いだ私とともに・・・。」
「それ以上言うな。」
「カンナ・・・。」
「俺はしたいようにしたいんだ・・・。」
うわーっと息堰切ったようにココロンが大声で泣き出した。そしてカンナに抱き着き強く強くしがみついた。カンナは子供をあやす母親のように抱き留め、背中をさすってあげた。ドーラはまるでそれが答えのように聞こえた。
「悪かった・・・カンナ。」
「それでも行くのか。」
「ああ、行くよ。」
「そうか・・・。」
「一つだけ教えて欲しい。」
「なんだ。」
「どうすれば少しでも悪い方向から逃れられる。」
「自分一人で全てをやろうとするな。多くの者を事象を巻き込め。それを我々の間ではタリキと言う。」
「巻き込んだ者達はどうなる。」
「多くは死ぬだろう。しかし、うまくすれば雅龍は助かるかもしれん。」
「そうか。それだけでも充分だ。ありがとうカンナ。」
「悪いな。」
「未来を予知できる民族がいると聞いたことがある。カンナはそれと関係があるのか?」
「いや、違う。未来なんていうものはそもそもが存在しないんだ。それは人間やドロイドの錯覚だ。あるのは今と過去だけだ。」
「予知ではないと。」
「ああ、予知ではない。感じるだけだ。」
「予知ではなければ変えられる可能性もあるのかな。」
「あるいは・・・常に要素は変化しているからな。」
「・・・カンナの感じるその後に、私たちが再開しているビジョンは見えるか?」
カンナは一瞬ためらったかのように間をあけた。
「見えない。」
「じゃ、これが最初で最後の出会いか。」
「ああ。」
カンナがそう言うとココロンは更にカンナのハンタースーツに顔を埋め、泣きながら息が出来ない程に強く抱きしめた。もはや声になっておらず、それは小動物のうめき声のように聞こえた。
「ありがとう・・・友よ。」
「こっちこそ、楽しかったよ。お前にみたいなドロイドがいるなら・・・そう遠くない内にいつかヒューマーの歴史は幕を閉じるな。ドーラ、行くなら最後の最後まで諦めるな。いいな。生きるすべを最後まで探せ。」
ドーラはカンナに手を差し出す。
その手を見てカンナはふっと笑った。
「男と握手する趣味はない。」
「うわっはっはっは、そうだろうな。」
「雅龍に言っといてくれ。今回のは貸しにしとくとな。ミッションは失敗だ。ジークを取り逃がした。」
「いいのか?」
「ああ、仕方ない。そこまで厚かましくはないんでな。」
「へーそりゃ意外だ。」
「おいおい心外だな。俺をどんな奴だと思ってるんだ。」
「見たまんまだろ。」
「短い間に随分言うようになったなお前も。」
「うわっはっはっはっは。」

二時間後、喫茶店を出た3人はレンタルしていたビークルを返却し宇宙港にいた。
「楽しかったよ二人に会えて。」
ドーラは二人をじっと見た。その目線は愛おしさに満ちている。
「こっちもなかなか面白いものを見せてもらった。」
二人は来た時と同じく軽装で出発ロビーに立っている。
あの喫茶店以降、ココロンは誰とも一言も口を聞いていない。
「ココロン殿、最後にお別れを言わせてくれないかな。」
ドーラはココロンの目線にまでしゃがみこみそう言ったが、カンナのお腹辺りに顔を埋めたままドーラを見ようとしなかった。両手はしっかりカンナの手を握っている。
「ココロン殿。」
黙ってふるふると首を振る。
「熊さん寂しいなー。」
ドーラがそういうと初めて片目でチラッとを見る。その眼は涙で真っ赤になっている。
そんなココロンに、右手を差し出す。手には何かが握られているようだ。
「はい、プレゼント。」
そう言って広げた手には、番号がかかれた白い金属プレートが2枚あった。
「これ何・・・熊さん。」
「これはねぇー、私の生きた証だよ。」
手に取って見る。
ドーラは手を頭に優しく置き1回だけなぜる。
「私が何処で生まれ、どこで働きどこで生きたかを示すプレートなんだ。」
プレートをじっと見つめる。
それは、ドーラが誇りとしていたドアーズ時代の認識プレートとバックアップメモリの一部。何よりも大切な物である。
「ありあと・・・。」
消え入りそうなか弱い声でそう言ってヒシとドーラに抱き着く。
そしてプレートを握り締めたまま、またカンナに顔を埋める。
「1枚はカンナに渡してあげて。」
黙って頷く。
ドーラは立ち上がり、カンナを見た。
そこにいるのは第一印象とはかけ離れたものだった。変わらないのはその悠然とした姿だけだ。
電子音が場内スピーカーから流れる。
それは次の便の出発を示す音声のようだ。
「時間のようだな。」
「じゃあな。」
まるで直ぐにでも会える気軽さでそう言うと踵を返しゲートへ向かってカンナは歩き出す。左手はココロンにしっかり握られている。ココロンはしきりに後ろにいるドーラをチラチラと見ながらもカンナにたどたどしく付いていっている。ドーラはただじっと見つめた。手を振るでもなく声をかけるでもなく。ただ、木偶人形のように立った。
ゲートを潜ったと思ったらカンナが立ち止まった。
「ドーラ。お前にもし恵みがあるならサムライの鬼丸に会うだろう。会えたら運を試すんだ、いいな。」
透き通るような一点の曇りもない声でカンナはそう言った。
「名前は!」
「SIONだ。鬼丸シオン。」
「ありがとう!二人のことは絶対忘れない!」
ドーラはそう言って敬礼する。
場内にはココロンの悲痛なまでの泣き声だけが何時までもこだましていた。
カンナ言う通り文字通り困難な道のりは、こうして幕を開ける。
少しして、それはドーラの想像を遥かに凌駕する驚愕の道のりであることを身をもって知ることとなる。

しかし、時は動き出した。もはや後戻り出来ない時が・・・。

  

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