DOORA

---SIDE STORY---

#20.「議 会」

更新:2004/10/26

著作:ドーラ 校正:雅龍


 銀河警察は、多種多様な問題の解決に頭を抱えていた。
 最大の争点は、ニューマン反乱に関する案件全般。
 次にZファイル関連。
 その他の案件には、銀河遺産襲撃事件について。

 サムライが生き残っていたという事実に関係者はどよめいた。
 いまだに中座している問題には、トップ隊の壊滅によるその再編成と、いぜんとして行方不明のジョニー元トップ隊隊長について。
 最も新しいニュースでは、連絡の途絶えた月の町が議題に上がった。
 
 月の町に関しては、Zファイルの要注意人物が集結とのことで、それが事実とすれば早急に対処しなければいけない問題でもあった。

 そう、それらはあまりにも唐突に、そして畳み掛けるように起きていた。
 通常は各機関が独立独歩で問題に対処するのが常だが、銀河警察トップ連は事態を重くみて議会を召集、各セクションのお偉方が顔を揃えることになる。

 不思議なことに、これほど多大かつ様々な問題がありながら、話題の争点は躊躇無く銀河遺産の事件に集中した。

 「あれは襲撃前に盗まれていたというのか」
 「はい。サムライとドロイドが襲撃する一時間ほど前に、忽然と姿を消しています」
 会場全体がざわめく。
 彼らの言うアレ、それは銀河遺産に封印されていた人類の負の遺産、通称ダークファルス、略称Dのことである。
 簡単にDについて説明しておこう。学名blackhole-consciousness、つまり意思のあるブラックホールを意味する。
 現代に到ってはこの存在は衆知の事実である。
 そう、多少見識のある者なら誰でも知っているレベルの存在だ。
 Dの研究は銀河警察を中心に各地で進められており、僅かにだがその謎も解明されつつある。
 まずDとは、人工的に作られた存在であること。
 第二に、エネルギー体であり我々のような物理的な身体を持たないということ。
 第三に、封印されたとされるDは、簡単に言うと休眠状態であり死滅していないということだ。
 表向き、研究はDの処分方法を探るものだ。
 だが処分方法は百年以上経つ現在でもわかっていない。
 それどころか、ここ百年で研究そのものがDをコントロールするすべを探る方向にシフトしつつある。
 人工である以上、嘗てはそれを制御していたとトップ連は考えたのだ。
 Dを操舵したい。
 銀河警察の目的は単純明快だ。
 大きな力を得れば銀河警察の影響力は確固たるものになる。
 それが理由だ。
 勿論それだけでもない。
 銀河警察を運用するには、莫大な資材と人材、資金が必要である。
 それは到底脆弱な税金でまかなえる代物ではない。
 ましてや現銀河は完全に掌握されたものではない。
 全てをまともに取り組めば、支出に対し収入は遙かに足りていないと言えた。
 それ故に、開拓以来続いた悪しき習慣(これは銀河警察広報の弁)、ハンターズ制度を布かずに終えないのである。
 治安が不安定である証拠といえた。
 ハンターズ制度の存続は、銀河警察が独立政府よりなめられている大きな要因にもなっている。
 某国首相は、メディア演説で公然とこう称した。
 「ヨチヨチ歩き」
 ここまで世界が安定するのに、銀河警察の功績は計り知れないものがあったが、その信頼は徐々に失われつつある。
 世界が安定に向かうと、幾つかの豪商は、独自の組織で勢力を拡大し、各地で勝手に独立政府を立ち上げた。
 嘗てはその度ごとに銀河警察が出動し、大小様々な小競り合いが続いたが、到底全てを御しえるほどのスケールを持ちえていなかったのだ。
 だからこそ、大きな力が今の銀河警察には必要とされていた。

 そこでダークファルスだ。
 世界を破滅に導きかけた謎のエネルギー体をコントロール出来れば、銀河警察に脅威はない。
 そう考えても不思議ではないだろう。

 それはまるで、子供の言い訳のように単純で、かつ矛盾していた。

 「その、サムライだが・・・、間違いなくサムライと断言できるのかね」
 「確証はありませんが、古いファイルにあるシオンというサムライに特徴が酷似しております」
 「ルシファー諜報官・・・。その話が事実だとすると、そのシオンとか言うヤツは一体何年生きていることになるだね?バカバカしい。酷似と、そのものとは大きな違いがあるのだよ。確証はないのかね」
 「データが不足しております」
 「あっはっはっは、諜報部の働きには感動で涙が出ますな皆さん」
 局地的にどっと笑いが上がる。
 (くそう・・・悪戯に議会を混乱させる気だな、ピエロ共が・・)
 「サムライはとうの昔に滅んでいる。バカなことを持ち出して議会を悪戯に混乱させんでくれ。調査分析が専門の諜報部がそれでは話にならん」
 罵声を受けながらもルシファーはまるで意に介さず言葉を続けた。
 「お言葉ですが、もし彼がサムライであれば最大の障害になるのではありませんか」
 ルシファーのその一言で、会場は静まった。
 
 「それだよ、私も心配しているのは」
 一瞬の静寂の後、監査部のブロックから、その声は上がった。
 発言しているのは監査部トップのアルー議員。
 監査部は銀河警察でも治外法権的色合いが特に濃く、彼はその中でもキレ者中のキレ者として有名だった。
 ルシファーも一目おいている。
 「彼がサムライでないならないで構わない。だがもし、サムライであったら一大事です。万が一にもサムライがニューマン側につくとなったら、アレは我々人類にとって切り札ではなくなる」
 会場はざわついた。
 ダークファルスは嘗てサムライという種族に封印されたとも言われている。
 「サムライによるDの封印は過去の話だ。偶然性も高いのではないかね。この現代において、最早Dに敵はない」
 「コントロール出来るかもわからないのに・・・ですか」
 アルーのこの発言に、別のブロックから失笑がとんだ。
 「愚問だ。コントロール出来てこそのDだ。現在急ピッチで進めておる!」
 「仮にコントロール出来ても、封印されてしまっては・・・」
 またしても局地的に笑いが湧き上がる。
 「その話を蒸し返すのは止めて頂きたい。Dプランは議会で決定済ですぞ」
 同時にあちこちから野次が飛ぶ。ルシファーは心の中で呟いた。
 (くだらん)
 議会は、Dプラン推進派と保守派に分かれ、次第に喧騒と混乱を深めてきた。
 そこでまた、アルーが発言をする。
 「議長、ここで改めてブルーシステムの続行を提案いたします」
 会場は一瞬静まり、直ぐに賛成とも反対とも言えないムードが漂った。
 「アルー議員、それは凍結事項ですぞ。第一、その名前を軽々しく発言してもらっては困りますな」
 今迄沈黙していたブロックがにわかに騒がしくなる。
 「それよりランダ議員の子飼いの龍は、いざという時に役に立つのですか・・・」
 「なんと!アルー議員は私たちの崇高な決済事項にケチをつけると」
 「いえ、ケチなど。ただ事実を申しているまでです」
 アルーとその一団は顔を真赤にし猛烈に抗議した。
 「ランダ議員、議会侮辱罪で告訴しますぞ」
 喧騒の中、会議テーブルの中央がほんのり青く光り、ホログラムが映し出される。
 すると、それまでの騒ぎが嘘みたいに議会は静まりかえった。
 「この程度のことで、いい大人がうろたえるのですか」
 「議長・・・」
 全員が申し合わせたようにそう口にし、深々と頭を下げる。
 銀河警察トップ連の最高責任者サザーランド議長である。
 「龍に関しては私も気になっておりました。アルー議員、何か根拠があってそうおっしゃっているのですね」
 「はい議長」
 アルーは立ち上がり、深々と頭を下げる。
 「私は密かに龍の同行を部下に監視させていました」
 ルシファーの身体が一瞬硬直する。
 (なんだって)
 「ルシファー諜報官、あなたの話は後で伺いましょう」
 まるでその真意を察したかのように議長は釘をさした。
 それを見てことのほか笑みを浮かべたのはアルー議員。
 「は、はい」
 アルーの合図と共に暗転、中央メインスクリーンに映像が投影される。
 「右が諜報官の心理分析グラフと脈拍、そしてオーラスケール。左が実際の映像です」
 アルーのホログラムが中央に投影され説明が始まった。
 「データの詳細は議長の許可を頂ければすぐにアップロードすることは可能です」
 配下の者へ向かって合図をする。
 すると、映像に雅龍教官の姿が投影された。
 会場にどよめきがおこる。
 それはまるで、すぐそこにいるようなリアルさを持って映像化されていた。
 どれほどの超望遠で撮影してもこの臨場感が出ないと誰しもが思った。
 まるで隣にカメラを設置して、女優が目の前で芝居をしているかのようだ。
 (そんな・・・こんなに鮮明に撮れる筈が無い)
 諜報官であるルシファーは、当然のことながら、盗撮、盗聴、尾行に関してはスペシャリストである。
 それを防ぐ方法も。
 それがいとも簡単に、しかもこれほど近くで撮影できるなど、絶対に有り得ないと断言できた。
 (これは合成だな・・・いや、しかし)
 平静を装い、アルーをちらと見ると、その思いは打ち消された。
 (あのアルーが、確実なる自信なくしてやる筈がない。だが、しかし一体どうやって・・・)
 いずれにせよ通常部門なら、この越権行為は許されざることであったが、監査部は、同様に例外的行為を認められた諜報部の唯一の監視役でもある為、こうした行為は違法に当らないのだ。
 こうして互いに監視させることで、不正を防ぐシステムをとっているのだ。
 ルシファーの思いを察したのか、アルーは彼を一瞥すると、こう言った。
 「これが偽者や合成でないことは検閲済です」
 (どうやって・・・ばかな・・・絶対ありえないぞ)
 議長の指示に従い、ルシファーは席につく。
 
 同時に、浪々と、しかし簡潔に雅龍の動向についてアルーは説明を始めた。
 次々と画面に流される赤裸々な映像に心理分析グラフ。
 授業の風景、ロビーで生徒と笑顔で会話をする様子、休日の自室まで写っていた。
 勿論、映像の中にはルシファーも時折姿を見せ、終いにその映像は、二人が寝る寸前まで映し出されたのだ。
 それをある者は固唾を飲み、ある者は淫靡な目で映像とルシファーを代わる代わるに見ている。
 これはルシファーにとって最大の屈辱だった。
 同時に、雅龍がどこで何をしたか、その時どう心理は働いていたか克明に記録されている。
 それどころかアルーの議員の話では、電話の会話内容や、何を買ったか、何を見て心理グラフが変化したか、更に下着は何を着ていたか、肌の温度は、などあらゆる情報が詰っていた。
 そう全てが筒抜けなのだ。
 (くそっ、晒し者じゃないかっ)
 ルシファーは目を閉じることが出来ないほど怒りで硬直していた。
 自分の名誉が傷つけられたからか、裸身までも映像で曝されたからか。
 いや、雅龍が、彼女が、晒し者になっていたことへだろう。
 報告は最後にこう締めくくられる。
 「これのどこに我らは期待や成果を見出せばいいのでしょうか・・・以上です。議長」
 彼は最後にルシファーを見下ろすと、彼の口が微かにこう動いた。
 (若造が・・・)
 それをしっかりとルシファーは目に焼き付ける。
 
 ルシファーは立ち上がった。
 自分の中では穏やかに、冷静に、立ち上がったつもりだったが、イメージに反して怒りを露わにしている印象を与えてしまった。
 「龍に関しては、私に一任頂いたのでありませんか。しかも、途中の映像では明らかに本件と関わりの無い部分も含まれていたと判断しますが」
 「諜報官。幹部クラスの者に、はなからプライバシーはないと言ってもいいでしょう。もし、あるとすれば、それは秘匿と同じですよ。それは重罪です」
 「しかし、あの部分は!」
 「あの部分とは?どの部分ですか」
 アルーが指示を出すと映像が高速に逆再生された。
 (くそーアルーめっ)
 「その話は、別件として訴求いたします。ファイルQTK2361_13に」
 映像は止まり、アルーが笑みをつくる。
 「諜報官、あのような危険物を紐一本で放し飼いにすると、本気で考えていたわけではありますまい」
 アルーの呆れたような言葉づかいは、一際彼の感に触った。
 自制がきかなくなりつつある自分を感じている。
 (罠だ、奴め何を企んでいる・・・)
 「あなたは諜報部の人間だ。そのあなたの素行を諜報部が追ったところで客観性をもってプランの進捗を冷静に分析できる筈もないでしょう。それを取り締まるのが我ら監査の役目、言うまでもないことかと思いましたが・・・。それとも、諜報官は試験をフリーパスでしたからご存知ありませんでしたかな・・・まだ、何か異議でも?ルシファー諜報官」
 (このカツゼツが、また腹にたまりかねる)
 「つまり、これは議会が正式に設けた監察プランの報告というわけですね。私は存じ上げませんでしたが・・」
 今までに感じたことの無い黒い塊が芽生えるのを感じた。
 「当たり前でしょう。調査対象とあなたは関係者なのですよ。それなのに事前に知らせる頭の悪い調査班がどこの世界にいるんですか」
 (ア、ルー、めっ、くっ、くっ・・・)
 「でしたら・・・意義はありません」
 着席するルシファー。
 アルー議員は明け透けに勝ち誇ったように笑った。
 「では続けましょう。ご覧のように龍の素行はまるで覚醒を示唆しておりません。それどころか、ルシファー諜報官は不適任と言わざるを得ないのではありませんか。前任者の処分も進まず、あまつさえ龍を放し飼いにし、糸口すら見出せない。それどころか・・・」
 一際大きな笑みを見せる。
 「龍は宿主を取り込むと古来より言われておりますが〜前任者同様、ルシファー諜報官も魅入られてしまったのではないですかな・・・」
 ルシファーは怒りを抑えるのに必死だった。
 表面上では完全なる冷静さを装っていたが、内心は怒りに身体が燃え尽きそうだった。
 そして同時に諜報官として冷静に分析もしている。
 議員の言っていることは、至極最もと言えることも同時に理解していた。
 「私なりに進めているまでです・・・」
 議員はここぞとばかりに数度激しくテーブルを叩いた。
 「私なりにじゃ困るんだよ!それが諜報官ともあろう方の言葉ですか。これらのプランには、銀河の、我々の未来がかかっているんですよ!」
 (あっはっはっは、我ながらいい出来栄えだ。いい様だな〜お坊ちゃんよ)
 「・・・」

 これほどまでにアルーが彼を攻め立てるには訳がある。
 アルー議員を頂点とする監査部と、ルシファーの所属する諜報部とは敵対関係にあるからだ。
 しかもそれは根深い。
 ルシファーは諜報部のトップではないが、その多大なる功績とバックボーンからトップ連に登頂を許された数少ない担当官(この若年にして現場の最高責任者)なのだ。
 叩き上げのアルーからしたら、この上なく面白くない相手だ。
 しかも、ルシファーは地位も名誉も財産も、巨大なバックアップもある。
 それでいて容姿も完璧なのだ。
 男性の憧れの的が雅龍教官なら、銀河婦警達から憧れの的はルシファーと言えた。
 更に噂では、議長すらも彼のパトロンとすら言われている。
 とはいえ、勿論そんな私的レベルな話しが敵対理由のメインではない。
 アルー議員が提唱したドロイドシステム、ブループランを凍結にまで追い込んだのは、何を隠そう諜報部のルシファーレポートに起因する部分が大きかったためである。
 
 銀河警察は部署単位の独立採算制であるが、ブルーシステムは巨大なドロイドシステムである為、一部所が継続してまかなえるほど安い筈もないのだ。
 だから、どうしても議会の許可は必要だった。
 それを潰した。
 諜報部が、いやルシファーが、と言っていい。
 彼の、ルシファーのドロイド嫌いは部内でも有名だった。
 ちなみに諜報部も推奨している通称龍計画(ブルードラゴン)は独立採算内で実行されながら、同時に議会の承認も得たという珍しいプランである。
 そこからしても、いかにルシファーが優秀かというのが伺える。
 
 「少なくとも君の前任者は、覚醒は言うに及ばず、それどころか一時とは言え、龍を虜にしたんだよ・・・。恐らくコントロールも出来たのではと分析しますが・・・おっと、分析はそちらのお仕事でしたか」
 (落ちろ小僧、落ちろ、落ちろ。自惚れおって)
 堪り兼ねたルシファーが三度立ち上がろうとしたその時・・・。
 「言葉が過ぎますよアルー議員」
 静かな声色だが、明らかに叱責を含めた議長の声がとんだ。
 その声は議会を凍りつかせるのに充分な迫力を持っていた。
 「・・・も、申し訳ありません」
 顔面から噴水のように汗が噴出すのを感じる。
 「今後このような発言は議会侮辱罪とみなします。あなたの今の発言は明らかに個人的な恨みからくるもであり、出席者に先入主を植え付け、自らの立場を有益に働かそうとする意図が見受けられます」
 (あ、汗が止まらない。冷たい汗が・・・)
 「いえ、い、いえそんな・・・」
 「違うというのですか」
 「も、申し訳、申し訳ありません。私の失言でした」
 水を打ったように静まりかえる。
 「いいでしょう。素直に非を認めるのであれば今回は許しましょう。ですが、二度はありません。よろしいですかアルー議員」
 「畏まりました議長。ルシファー諜報官、私的な発言誠に申し訳ありませんでした」
 さっきの威勢とは全く違い、借りてきた猫のように背中を丸め小さくなるアルー議員がいた。
 「いえ・・・」
 「よろしい。しかし、アルー議員の仰ることは、表現を除けば最もな内容です。それについて異論は、諜報官」
 「ありません」
 ルシファーの怒りは消し飛んでいた。
 「現実問題として状況は急変しております。今までの流れで言えばアルー議員の申し出もあながち間違っているとは言えません。しかし、龍は生き物ゆえ早急に事態は進展するとも思えません。さすれば、それについて成すべきことがある筈です」
 議会はまるで説法を聞きに集まった坊さんのように静まり、そして議長の言うことに誰もがウンウンと首を振った。
 「メインを、プランD(ダークファルス)のままに、サブプランとしてR(龍)及びB(ブルーシステム)とします。決議を」
 
 決議の結果、賛成90%、反対10%と出ていた。
 「いいでしょう。その他の問題については、各部署が責任をもって対処してください。一つ一つを検証している余裕はない筈です。事態は一刻を争うのです」
 議会内に歓声が沸く。
 まるで問題のすべてを解決したかのようだ・・・。

 「では、続いてZファイルの案件ですが・・・」
 本当は悪くないこの顛末に、ルシファーは今迄感じたことのない違和感を感じていた。
 
 議会終了後、ルシファーには、ジョニーを取り逃がしたとの報告が、アルーには、ブルーシステムの要である、バージンピークが行方不明であることが告げられた。

 

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